ムチウチ!横須賀悠整骨院での治療&症例報告
2018年09月19日
おはようございます!
横須賀市 佐原の横須賀悠整骨院 伊藤です。
本日は交通事故で頻発するムチウチについてお話ししようと思います!
ムチウチ症とは大きな外力が加わったとき、身体がムチを打つようにしなり、その時に首の関節で何かしらの障害をきたすものの総称です。
痛んでいる箇所による分類では大きく分けて3つあります。
1、椎間関節がダメージを受けるもの
頚椎、胸椎、腰椎には後方に椎間関節と呼ばれる神経の出口があります。ムチウチによって首が反る方向に動かされた時、上下の頚椎の椎間関節同士がぶつかり、ダメージを受けます。
この部分は神経の出口であるので手や腕に痺れの症状を出すことも多く、注意が必要です。
2、椎間板がダメージを受けるもの
2つ目は首の骨と骨の間にありクッションの役割をしている椎間板という組織がダメージをうけるパターンです。
椎間板性のものは先ほどの椎間関節性のものとは反対で前にうつむく方向でダメージを受けることが多いです。
また、椎間板ときくとヘルニアを連想することが多いと思いますが椎間板がダメージを受けたからといってヘルニアになってしまっているケースは少ないので椎間板性ムチウチ=首のヘルニア だとは思わないでください。
ヘルニアとは椎間板の中に入っている髄核と呼ばれる核の部分が椎間板の組織を押し破ってでできてしまっている状態のことで、その髄核が脊髄神経を圧迫した場合、ヘルニアの痺れになります。
そう頻発するものではないので安心してくださいね。
ただし、椎間板性のムチウチになっているのにもかかわらず、変なリハビリや無理な運動でうつむく動きを繰り返してしまうとリスクは高まりますので早期に専門家である我々に治療させてくださいね。
3、筋膜性のムチウチ
これはもっともイメージしやすいと思います。
直接的に筋肉、または筋肉の膜が傷ついてしまうタイプのムチウチです。主に損傷されるのが首の後ろ側から肩の上の部分に付着している僧帽筋という筋肉と首の横側から鎖骨の近くに付いている胸鎖乳突筋という筋肉です。
予後は良好ですが、適切な治療をしないと寝違えのクセがついてしまったり、首の骨のねじれが生じていた場合はそれが残ってしまったりします。
どの型のムチウチでもなるべく早期に我々専門家にみせてくださいね。
今回は損傷をうける部位の分類でしたが近いうちに神経症状をきたすムチウチとその分類についてお話します。
ご期待ください。
ムチウチ、交通事故でお困りの方は一度当院までご相談くださいね(^^)
ではでは。