横須賀悠整骨院でのシンスプリント治療

2018年08月29日

こんばんは!横須賀市の横須賀悠整骨院 伊藤です。

今回はシンスプリントについてお話ししていきます(^^)

シンスプリントって聞いたことありますか??

中学や高校で部活をがっつりやっていたことがあったり、スポーツを頑張っているお子さまがいらっしゃる方は聞いたことがあるかもしれません。

平たくいえばすねの骨の内側の炎症症状です。

ひどいものになると疲労骨折を引き起こしていることもあります。

特にサイドステップ系のバスケやバレーボール、足を酷使する陸上競技やサッカーで多い印象があります。

原因はすねの骨の内側に付いている後脛骨筋という筋肉がすねの骨の内側の付着部を引っ張り、炎症を起こしていく病気です。

なぜ同じ練習量をこなしている子でもなる人とならない人がいるのか??

なぜ後脛骨筋がすねの内側の骨を引っ張るようになってしまうのか??

 

これは発生のメカニズムを見ていくとわかります。

シンスプリントになる子は、この二つのパターンのうちどちらか、もしくは両方の高い癖がある可能性が高いです。

一つ目、つま先が外に開きすぎてしまっている。

シンスプリントになっている方を仰向けで寝かせてみてください。

症状の強い側の足のつま先がだらーっと外を向きませんか??

二つ目、症状が強い側の足を前に一歩出して、出した側の足の膝を曲げていくと膝が内側に入り込んできませんか??

 

この二つはニーインと、トゥーアウトと言われる膝のまずい使い方の代表格です。両方ある場合にはニーイントゥーアウトと呼ばれます。

この方向は、後脛骨筋を異常に牽引し、シンスプリントの症状に繋がりやすく、他にも股関節痛、前十字靭帯損傷、扁平足、外反母趾などの原因になる動きです。

 

シンスプリントになる方はこのニーイントゥーアウトを引き起こしやすい方の可能性が高いのです。

 

治療としては、ニーインを引き起こしているのは股関節の内巻きが関係していることが多いので股関節の調節をメインに、膝、足首の調節を行います。

また、お尻にある股関節が内巻きになるのを防ぐ筋肉(外旋六筋といいます)のトレーニングを同時進行で行なっていきます。

 

シンスプリントはしっかりとした休養が取れないとなかなか治りづらい怪我の一つですが、治療の方向性と適切な頻度、高い質の施術がしっかり揃えば改善に向かいます。

 

シンスプリントにお悩みの方、ぜひ横須賀悠整骨院にご相談くださいね。

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