横須賀悠整骨院での胸郭出口症候群の治療
2018年09月17日
おはようございます!横須賀市 佐原の横須賀悠整骨院 伊藤です。
本日は祝日のため休診とさせていただいておりますが、ブログは更新いたします(^^)
さて、今日は胸郭出口症候群について少しお話しして行きたいと思います。
交通事故のムチウチのあとに併発される方も多い症例になりますので、気になるかたもチェックしてくださいね。
胸郭出口症候群、なかなか聞きなれない名前だと思います。
胸郭とは肋骨で形成された肺や心臓、食道、気道、肝臓、膵臓、胃などさまざまな臓器を守る籠状の囲いです。
当然感覚も沢山付着しています。
胸郭出口症候群とは神経の走行で、この胸郭の出口の部分で圧迫を受け、脇のしたがもやもや痺れたり、腕がもやもや痺れたりする症状がでる症例です。
ムチウチでも手に痺れがでることがありますが、胸郭出口症候群で特徴的なのは姿勢によって症状の強さ、酷さが変わることがある。また、脇の下がもやもやすることが多い。といったことです。
胸郭出口症候群は三種類に大別されます。
1、斜角筋症候群(前斜角筋症候群、後斜角筋症候群)
首の前側についている斜角筋という筋肉で腕に行っている神経(腕神経叢)を圧迫してしまう。慢性的に首が前に出てしまう猫背の方に起こりやすい。
2、肋鎖症候群
肋骨と鎖骨の間で腕神経叢が圧迫される。第一肋骨と鎖骨の間のスペースが狭いなで肩の方や、重い荷物を肩に乗せることが多い方に多くみられる。
3、小胸筋症候群
よくベンチプレスなどで鍛える大胸筋の下についている小胸筋という筋肉で腕神経叢を圧迫する。
肩関節が内巻きにねじれていたり、偏ったトレーニングをしすぎていたり、猫背が強い方に起こりやすい。
これら3つが胸郭出口症候群と言われるもので発生機序で共通しているのは、猫背がリスクになりやすいということです。
姿勢性の症状としての側面が強いので治療のアプローチもやはり姿勢こらアプローチして行く方が近道です。
頚椎、胸椎の動きをだし、肩関節の内巻きを外し、肋間筋をゆるめていくと早い方で数回、遅い方でも2ヶ月程で症状がなくなってくることが多いです。
放っておいて治る怪我ではないですし、アプローチの方向性が間違っていてもなかなか治らない怪我なので、正しい知識のある治療院、治療家にしか治せない怪我でもあります。(どこにいっても治らずかなり長い期間放置されてからご来院される患者さまも多いです。)
以上胸郭出口症候群の説明でした。私はこれかも??もしくは周りの方でお悩みの症状と似ているかも?と思ったらぜひ当院に一度ご相談くださいね(^^)
良い休日をー(*^^*)横須賀市佐原、久里浜、北久里浜からの来院多数!横須賀市での交通事故治療なら横須賀悠整骨院へ!